ハリポタの最終巻「
ハリー・ポッターと死の秘宝」を
少し前に読み終えました。
「ハリー・ポッターと死の秘宝」
(上下巻セット) (ハリー・ポッターシリーズ第七巻)一巻が発売されて以来、ハリーと過ごしてきた旅も
とうとう、終わりだと思うとちょっぴり、寂しい気持ちに
なります。
始まった当初は、魔法使いとその敵との明確な物語で
児童書と言えたと思うのですが、だんだん物語が進み、
ハリー自身の成長と共にもっと、深い精神的なものが
描かれる様になり、大人も十分に楽しめる小説となりつつ、
ありました。
ただ、それと同時に物語全体が重く暗いものになりがちで…
「
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」で名づけの親の
シリウスとの出会いにホッとするのもつかの間…。
「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」
(ハリー・ポッターシリーズ第三巻) 既に公開された「
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」では
そのシリウスが死んでしまい…。
「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」
(上下巻セット) (ハリー・ポッターシリーズ第五巻)その後も、今年公開予定?の「
ハリー・ポッターと謎のプリンス」でも
ハリーはまたして大切な人を失い…。
「ハリー・ポッターと謎のプリンス」
(上下巻セット) (ハリー・ポッターシリーズ第六巻)この最終巻「
ハリー・ポッターと死の秘宝」では
原書の発売前に著者であるJ・K・ローリングが
「
2人が死に、1人が免れるだろう」と語っていたり…。
実際に読み始めても、更にダークなピンの張った緊張の空気が
張られたまま物語は進み、ハリーにとって大切な人々達との
別れが繰り返されて行きます。
先を早く知りたい気持ちとやるせない気持ちと葛藤しながら
ロンもハーマイオニーもまだ、大丈夫!と読み進め、
このまま、ハリー自身が本当に死んでしまうのか…と
心配しながら、更に読み進め、最後の決戦の決着がつき、
エピローグまで辿り着いた時、私的には納得の行く、
結末だった思いました。
(ここからネタバレを含む)読み終えて一番印象に残ったのはここにきてはじめて、
セブルス・スネイプの存在だったのではないかと思います。
毎回、「この人は敵なの?味方なの?」と常に時には読者に
時には映画を観た人達の中に魚の骨の様に引っかかって
いた存在…。
そんな彼の記憶が今わの際にハリーに託されたことで、
彼が、ハリーの父・ジェームズよりももっと前に…。
ホグワーツに入学する前から、母・リリーとは幼馴染で
その母に恋をしていたことを…。
そして、母・リリーが自分の命を投げうって、守ったハリーの
ことをヴォルデモートから生涯、守る決意をしたことを
ダンブルドアに告げ、あくまでヴォルデモート側のスパイとして
ホグワーツに忍び込んだと見せかけ実は、ずっと、ダンブルドアと
ハリーを守り続けてきたと…ハリーは知ります。
「
ハリー・ポッターと謎のプリンス」のラストでのダンブルドアの
死もスネイプが殺したのではなく、すべてダンブルドアとの綿密に
交わされた計画だったことも…。
そんな…スネイプの真意を知って…とても悲しいくもあり、
彼の過去の行動をはじめとする、多くの伏線がここで、
すべて、解き明かされます。
また、いつもハリーを正しい道に導いてくれていた
亡き、ダンブルドアに対しても、今回は尊敬ばかりでなく
彼の過去を含むいろいろなことを知っていく過程で、
ハリーは憎むことになったり…。
(もちろん、最後は信じることをえらぶんですけど…)
暗い過去を持つダンブルドアは偉大なばかりではなく、
もっと、人間?臭くもあり、欠点(欲望)もある人物あることも
分かります。
他のにもいろいろあるけれど…。
19年後、ハリーとロンの妹ジニーは結婚し、
3人の子供の親になります。
次男には、スネイプとダンブルドアの名前をとって、
『
アルバス・セブルス・ポッター』と名付けます。
そして息子に…。
「
おまえは、ホグワーツの二人の校長の名前をもらっている。
その一人はスリザリンで、父さんが知っている人の中でも、
おそらくいちばん勇気のある人だった」と教えます。
最後の最後で今まで、心象の悪かったスネイプに
最後の花道をこんな形で作ったのは著者J・K・ローリングの
ある意味、粋な計らいだったのではないでしょうか…。
こんな…想いを胸に秘めながら…
興奮はまだ冷めませんが…長いハリー・ポッターとの
旅にピリオドを打ちたいと思います。
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